K1rico’s blog

写真とか音楽とか

これは買っちゃだめ!これから動画編集用のPC/Macを買いたい人向けの注意点。

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こんばんは。

体調崩しちゃいけないと思ってスムージーとか夕飯とかしっかり食べるようにしてたら際限なく体重が増えていく...キリコです。

 

 

今日は、友達から動画の編集始めたいけど、どんなPC買ったらいいのー?って質問を受けたので簡単に僕の考え方を書いていこうかなと思います。

 

 

まず1番最初に悩む部分、

MacなのかWindowsなのか

 

というところですが、

 

これははっきり言って

 

どっちでもいいです。

 

 

注意点として、動画編集をするアプリケーションの2大巨塔に

 

Adobe Premiere Pro

Final Cut Pro X

 

というソフトがあります。

 

Premire ProはWindowsでもMacでも動きますが、Final Cutを使えるのはMacだけです。

Premireは買い切りのプランがなく、固定費として月額費用2500円ほどかかります。

 

Final Cutは36,800円で買い切りですので、固定費がしんどいよって人はMacとFinal Cutを買っても良いかなと思います。僕もそのパターンです。

 

一応やれることは2つともほぼ同じなのですが、Premireの方は同じAdobe社が出しているPhotoshopAfter Effectsといったクリエイティブソフトとシームレスに連携出来ますので、ガンガンCGやエフェクトを使った映像クリエイターになりたいぜって人はPremireを選ぶべきかなと思います。

 

PCとしての単純なコストパフォーマンスだとMacよりWindowsの方が圧倒的に良いと思います。

 

MacにはMacにしかない魅力もたくさんあるのですが、お金がないけどその中で出来る限り長く快適に使えるPCが欲しい!という方にはWindowsのゲーミングPCとかをお勧めします。

 

マウスコンピュータードスパラのようなBTO(受注生産)メーカーか、Dell・HP・Lenovo等の外資系メーカーが出しているゲーミングPCであれば15万円前後くらいで十分快適に動画編集できるものが手に入ります。国産代表の東芝とかSony富士通ものは残念ながら積極的に勧める理由がないです。。前にあげた外資系と比べて同じスペックでも5万円くらい違います。

 

ゲーミングPCは動画編集ほどCPUを使わないため、10万円以下の安価なモデルはCore i5が搭載されていることが多いのでこれも注意。

 

あとはディスプレイ&マウスキーボードも別売りなことが多いです。

 

4k対応のディスプレイがいいですよ。

あとトラックパッドはあるとめっちゃ便利。

 

音楽制作や動画編集だと横スクロールをかなり多用するんですが、マウスよりもトラックパッドの方が作業性が良いです。

 

この辺はまだまだMacの方が強いですね。

Windowsでも使えるものが結構出て来ましたけど、当たり外れが結構ありますし、僕の持ってるかなりMacに近い操作ができるトラックパッドはなぜか販売終了になりました。権利関係で揉めたのかな...

 

マウスだとトラックボールタイプのものが良いです。微調整ができるんですよね。

 

 

デスクトップorノートでは、基本的にデスクトップをお勧めします。

 

同じintel Core i7とか名前の付いているCPUでも、デスクトップ用とノートPC用は性能が違っていて、デスクトップ用の方が遥かに性能が良いです。

 

バッテリーで動かしているノートPCは使用できる電力や放熱に制限があるので、そこまでハイパワーにできないんですね。

 

移動がめちゃくちゃ多くて家では作業出来ないんだよ!とか、出先でどうしても作業しないといけないんだ!という人は超高性能なノートPCで作業出来なくもないですが、デスクトップPCの2-3倍くらいの出費を覚悟した方が良いと思います。

 

4Kの動画編集したいって方は迷わずデスクトップを選んでください。

 

数年以内に5Gがスタンダードな世の中が到来すると思います。その時には4Kや8Kのコンテンツが標準になってくると思いますので、5年くらい使うPCを買うのであれば4Kを処理できるスペックはほぼ必須です。

 

CPUはCore i7以上(i5だと4Kは結構きつい)、メモリは16GB以上、ストレージは256GB以上のSSDが搭載されたものを選んでください。

 

なんでストレージは128GBじゃだめなの?外付けでHDD買うよ?

 

という部分ですが、動画編集ソフトは作業を快適にするために100GBとか膨大な容量のファイルを一時的に作ったりするんですね。

その時に空き容量が無いと作業を止められたりするので、256GB以上のSSD内部ストレージはあった方が良いです。

 

他の要素としてグラフィックボード(ビデオカード)という要素があって、これも動画編集やエフェクトの処理に必要になってくるスペックなのですが、普通の人は聞き覚えもないし選び方も全然わからないと思います。

 

とりあえずゲーミングPCとして売られているものはかなり重視されたものが積まれていますので、何を買ってもそんなに外れないと思うので、ゲーミングPCを買いましょう。無駄にピカピカ光ったりするやつがあるのはご愛敬...

 

 

 

さて、どうしても私はMacを買いたいんだ!というApple愛の強い皆さまお待たせしました。僕もその1人です。だってかっこいいもん。

 

選択肢は

1. iMac (27インチ)

2. iMac Pro

3. Mac Pro

4. Macbook Pro 16インチ

 

以上です。これの他は最初の1台には選ばない方が良いです。高確率で将来やりたくなった作業ができず、買い替えが必要になって後悔します。

 

Macbook AirMac Mini、Macbook Pro13インチは動画編集に十分なスペックがあるとは言いがたいです。

 

メインPCが既に別にあって、サブとして使うなら問題ないかもしれませんが、動画編集という意味では自分で使用用途を分かっている上級者向けです。

 

となると、iMac Pro・Mac Proは50万円オーバーですし、Macbook Pro 16インチも周辺機器合わせると明らかに30万円オーバーと高額になる為、お勧めできるのはiMac 27インチ、これだけです。

 

実は選択肢が1個しかないんですよね...

 

え、部屋が狭いんだけど同じiMacの21.5インチじゃダメなの?そっちの方が全然安いじゃん。

 

これはねぇ、ほんとに、、

 

絶対にダメです!

 

これが1番の罠。本当にダメ。

 

なぜかというと、動画編集に一番重要なスペックはCPUとメモリなのですが、21.5インチのiMacはメモリの増設が自分でできません。

 

最初に低めのメモリを買ってしまったらもうアウト。後から足りなかった、増設しよう!と思ってもできません。

 

27インチはできるんですよ。背面パカって開けて簡単に。なのに21.5インチはできないんです。本当にあり得ない罠だと思います。

 

しかも、最初買う時に一応オプションでメモリを増設することができるんですが、余裕をみて32GBとかにしようとすると+6万かかります。

 

どういう計算なんだ...。

 

メモリって今増設用に32GB買っても2万円しないですよ...。6万円て。

 

めっちゃ暴利、、。

 

しかもストレージをSSDにしたりすると結局27インチのiMacと同じ値段になります。

 

動画編集って画面を大きく使えた方が明らかに作業スペースが大きくなってメリットがあるので、正直21.5インチを動画編集用に選ぶメリットはほぼありません。

 

家でネットと動画を見たり軽い作業をするだけならとも思いますが、正直それやったらiPadとかMacbook Air買った方が良いような気がします。値段も安いし持ち運べるし。

 

 

結論としては、デスクトップでWindowsのゲーミングPCを買うのが一番良いと思いますよ。Macにすごく思い入れがなければ...。

 

https://s.kakaku.com/item/K0001163502/


こんなスペック、Windowsだと13万円くらいだけどMacで買おうとすると50万円くらいしますからね...いやほんまに。

 

iMacにオプション付けまくったら若干安いか...それでも30-40万円くらい。

 

いやどうしてもMacが良いんだ!

 

って人はiMacの27インチを買ってください。ストレージは絶対にSSDの256GBにしてください。追加ストレージは外付けのHDDかSSDで。

 

とにかくOSを起動させるディスクは全てSSDの方が良いです。スピードが全然違います。

 

Fusion Driveは全くお勧めしないです。

 

ほんまにMacは落とし穴が多すぎるよ。。

 

 

 

というわけで、これから動画編集用のPCを買う時の注意点でした。

 

僕はiMacの27インチとFinal Cutを使っています。若干ケチってCore i7にしなかったのは後悔してます。4Kの編集とか結構重い。

 

でも画面は綺麗で大きいし、仕事ではWindows・趣味はMacと切り替えができるので結構満足しています。

 

固定費のないFinal Cutの恩恵が結構大きいですね。

5年使うと考えると、Premireだと10万円以上かかりますからね。

 

僕はカメラ趣味派生での動画なので、CGとかエフェクトにあんまり興味がないんですよね。まだまだFinal Cutで十分。というか使いきれないくらいです。

 

皆さんも自分に合ったPCを見つけてみてくださいね。何か相談があれば連絡頂ければ力になります。

 

それではーまた!

「せめて、人間らしく」 - 在宅ワークのストレスと闘う -

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昨晩あまり眠れなかったので、布団に入ってウトウトしてたらこんな時間。

どうもキリコです。

 

在宅ワークのストレスが思ったよりも強いですね...

 

普段休みの日は

 

①動画編集をしたり

②カメラを持って外に撮影に出たり

③音楽を聞いたり

④映画を見たり

デート

 

などをして過ごしていた僕ですが、コロナの影響で②④ができなかったり、仕事と①で利用しているPCが一緒なので姿勢が辛くて机に向かえなかったり、③もライブに行けなかったり、休日なのに在宅ワークのせいで平日と切り替えられずに気分が落ち込んだりと、かなりストレスを感じる今日この頃となってしまいました。

デートはコロナの前からしてなかったわ。

 

 

こりゃーいかん、長丁場になったら体調を崩してしまう。

「せめて、人間らしく」引きこもり生活を送ろう!

ということで、在宅ワークの環境でストレスになっていることを書き出し、改善していこうというのが今回の記事です。

 

 

まず、ストレスに感じていることを箇条書きにバーっと書いてみる。

 

・長時間同じ姿勢で肩が凝る、腰も痛い

・運動不足で体重増えがち

・カメラで撮影ができない

・ライブを聴きに行けない

・仕事をプライベートの境が曖昧になる

・仕事のやめ時がわからない

・上手く気分転換できない

・誰かと用事のない会話がしたい

・冷凍食品 / インスタント食品ばかりになる

・心が動く体験が減った

・テレビやSNSで暗いニュースや炎上ばかり目につく

・目標や達成感がない

・することなくネットで買い物をしてしまい割とヤバイ

 

大体こんな感じかなぁ。

パッと思いついたのはこれくらいで、細かいのあげれば多分もっとある。お客さんの問い合わせを基本断る方向で文句ばかり言われたり、感謝されることが少なかったり。

 

 

ぼんやり見てると、

1. 身体的なストレス

2. 自由を阻害されることによるストレス

3. 心的変化の不足によるストレス

4. 先行きの見えないことに対する慢性的なストレス

大きく分けて上の4つに分類できるなと感じた。

 

 

原因が分かったので今できる対策を考えてみる

 

1. 身体的なストレス

→メイン環境の姿勢を改善する(ゲーミングチェアを買った)

 同じ姿勢で作業し続けない。休憩はあえてバシバシとる。

 複数の作業環境をローテーションしてもいいかも

 散歩/ランニングをする

 

2. 自由を阻害されることによるストレス

→制限されていることばかりでなく、自由にできることに目をむけてみる

 カメラで街スナップはできなくても被写体を変えれば撮れるのでは?

 ライブは聴きに行けないが、今だからこそある配信とかを探してみる

 ギターは制限されてないぞ。弾きまくろう。

 

3. 心的変化の不足によるストレス

→ 人と今まで以上に積極的にコミュニケーションを取ろう

 LINEしたり電話したり旧友に連絡とってみたりオンライン飲み会したり。

 会社でも漠然とコミュニケーション取りたい人向けWeb会議をしてみたり

 散歩中にテーマ(「赤」とか「看板」とか)を持って歩いて探してみたり

 知ってる名作じゃなく、見たことない映画を見てみる

 

4. 先行きの見えないことに対する慢性的なストレス

→考えても結論の出ないことは考えないようにしよう

 自分の課題と他人の課題について分けて考えよう

 どうにもなら無いことだってあるさ

 マイナスな影響の多いニュースやSNSはあえて入力を抑えよう

 プラスな物事を探そう

 

 

だいぶ大雑把だけど、こんな感じでとりあえずやっていってみようかなー。

芸術系のアウトプットもなんかやって無いとストレスになるので、今できる自由を探してやって行こうかな。このブログもそんなアウトプットの一つだし。

よーしゃ。

 

 

エヴァンゲリオンの延期、ダメだろうなーとは思ってたけど結構つらいわー。

全部見返そうかとも思ったけどあれは今の時期に見るものではないよな笑

 

 

今夜すべて、打ち明けてくれないか - 「ハックルベリー」石黒文野

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ただでさえ最近眠りが浅いのに雨音で全然眠れなかった。。

 

どうも、テレワークが長くなって色々疲れが出てきているキリコです。

 

テレワークって意外と本当に長くなるとしんどいんですね。在宅勤務の人、今まで通勤なくて楽じゃんとか思っててごめんなさい。

 

パーソナルスペースが会社にどんどん侵されていくんですよね...安心できる場所が無くなるというか。

 

今は何よりも体が痛くて。

1日8時間を自宅の椅子で何日も、なんて続けていると首と腰の負担が半端ないので、安めのゲーミングチェアを買ってみました。日曜日に届くので楽しみです。

 

あと入力するキーボードとPCがいつも同じだと飽きてくるので、この記事は大学時代に使ってたMacbook Air 2010年モデルを使って書いています。まだまだ全然使える...しゅごいやんけ。なんならキーボードの打ち心地は最新のやつより良いんじゃないか説がありますね。

 

そんなこんなで色々遊びながらコロナの明けるのを待っている今日この頃です。

 

 

さて、今日の本題はこれから!

 

撮影協力をさせていただいている石黒文野さんの動画第5弾、「ハックルベリー」を昨日公開致しました!イェーイ!👏👏👏

 

 


石黒文野 - ハックルベリー (@Live Spot RAG)

 

早速脱線してしまうけども、僕のMacは”文野”を一発変換してくれないんですよね。

 

先日メインのiMacは辞書登録して解決したのですが、このMacbook Airは大学時代に使ってたものなのでやっぱり変換してくれませんね。ひさしぶりにこの「ああーもう!」という感覚。。登録しよう。

 

 

なんだっけ。そう、大学時代です。

 

石黒さんとのなれそめ出会いは大学時代のバイト先がLive Spot RAGという京都のライブハウスで同じだったところからです。何年前なんだろう...多分6〜7年くらい前。石黒さんはもう社会人だったけど。

 

卒業してからも変わらず友達(先輩後輩?)だったんですが、今年のはじめにDTMとカメラが趣味の僕から、「動画作ってみませんか?」「いぇーい。」という事でこのプロジェクトが始まったわけです。

 

僕は平日仕事の会社員なので、平日に多い石黒さんのライブに中々行けなくて。動画だったらいつでも聴けるし、他にもそういうファンの方がいるんじゃないかと思って、作ってみませんかと。

 

まさかこんな大変な事になると思って無かったですし、意味も全然違ってしまいましたね。

 

結果的にはこんな状況でも石黒さんの音楽が届けられるので、本当にやっててよかった。

 

経緯はこんな感じ。

だいぶざっくりですけど。

 

 

ハックルベリー」について。

石黒さんはRAGに来て初めて自分のライブをした時から、必ず(多分)このハックルベリーという曲を歌っています。

 

最初に作った曲なのかと思ってたけどそれは違うみたい。でも石黒さんのライブをみた人は絶対に聞いているはず。

 

本当に特別な曲ですね。

 

実は僕にとっても思い出深い曲で、実は前職を辞める時に色々相談をしたりだとか、今の会社に入ってからも色々苦しい時期があって、気分転換だったり相談だったりでライブに行くことが沢山あったんですが、その度に必ず聞いていた曲なわけです。

 

良い曲であることはもちろんなのですが、もうそれ以上の意味がこの曲にはあって、撮影や編集中、聴き返すたびに色々思い出していたのでした。

 

あの時あんな事あったよねとか、あの人達元気かなとか、あのライブはすごく感動したとか、腹立ったとか、笑ったとか、悔しかったとか、泣いたとか。

 

これからもそんな風に色んな人の気持ちが乗って行くんだろうな。そうあってほしい。

 

 

「今夜すべて、打ち明けてくれないか」

 

 

そういう曲なんです。

是非聴いていただいて、もし気に入っていただけたらコメントやいいね、チャンネル登録、シェアなどをいただけると本当に嬉しいです。

 

いいねとか、数字やん今更やんと思うかもしれないんですが、顔の見えない画面の向こうで、喜んでくれた人が実際に居るというのは、ただの数字じゃないんですよね。

 

 

そうそう、この撮影をさせていただいたのは他ならぬ僕らのバイト先であります、Live Spot RAGです。

https://origin.ragnet.co.jp/livespot/

 

現在はコロナの影響で通常のライブを自粛されておりますが、オンラインの配信ライブという形で、知恵を絞って音楽の火を消さないように頑張っておられます。

 

配信ライブも色んな人の協力でどんどんクオリティが上がって、アーティストもこんな時だからこそ色んな思いを持って歌われているので、是非体験していただきたいなと思います。

 

お客さん側の僕らと、ライブハウス、アーティストさんの頑張りと、みんなで協力して、また一緒の空間で、音楽を聴いて、笑ったり泣いたり酔っ払ったり、色んな話ができる日まで、なんとか繋いでいきたいですよね。

 

 

ハックルベリー

 

ぼくらの船は屋根裏を出航し
引き出しの洞窟を抜けて
星空の海へ
だれかがほら指差しているけど
今はまだ 見つけないでほしいんだ
きみの心に入る道すじが見つけられない
ぼくらお互い
隠してる宝の地図がある
大丈夫、朝には戻って来れるだろう
だから
今夜すべて、打ち明けてくれないか

ぼくらの船は草原を通り抜け
光る街も抜けて
燃える山の上へ
だれかがホラ、望遠鏡覗くけど
今はまだ 見つけないでほしいんだ
明日になったら
だれも信じちゃくれないさ
ぼくら出会った、ハックルベリーフィン
ぼくらの船は窓から溢れる光をつたい
口笛に乗って朝焼けの海へ

明日になったら
だれも信じちゃくれないさ
ぼくら出会ったハックルベリーフィン
ぼくらの船は窓から溢れる光をつたい
口笛に乗って朝焼けの海へ
きみの心に入る道すじを教えてよ
今夜すべて打ち明けてくれないか
今夜すべて打ち明けてくれないか

作詞作曲: 石黒文野

  

変わろう。Afterコロナの氷河期を乗り切る。

そもそも、なんだけど、国や会社の上から降りてくる指示とか施策とか目標が、「コロナは1年で完全に収束してすっかり元どおりになる」事を前提にしすぎてる気がする。

 

収束に2-3年、もっとかかったら?何百万何千万人に感染していく中でウィルスが変異を続け、今開発が進められているワクチンや特効薬が意味をなさなくなる可能性もあります。

 

コロナのような病原体と共存する社会を前提にせざるを得ないAfterコロナが訪れたらどうするんでしょうか?

 

適応出来なかったら、隕石の衝突後、寒冷化した地球に適応できずに絶滅した恐竜と同じ道を辿る事になります。

 

コロナが隕石だとすれば、それによって後の社会環境は絶対に元の姿ではないはずです。

 

今できることは、楽観的な予測から皮算用をするのではなくて、今あるリソースを精一杯使って、Afterコロナの氷河期に適応できる姿に社会や組織を作り変える必要があると僕は思うんです。

 

変わろう。

 

当たり前は、もう2度と来ないかも。

Zoomで綺麗にWeb会議をするコツ -スマホと三脚を使おう-

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こんにちは。

 

会社でZoom担当大臣に任命されててしまったので、Web会議について調べ倒しているキリコです。

 

最近ZoomやSkypeGoogle Meetなど、何かとWeb会議が話題ですよね。コロナウィルスによる自粛の影響で、今まで興味がなかった、使うつもりのなかった人たちもどんどん使い方を模索しているような状況だと感じています。

 

そこで今日は、今まで僕が勉強して感じたWeb会議を綺麗に行うコツについてお話ししようと思います。要チェック!

 

お手軽にWeb会議を綺麗に行うコツは3つあります。

 

それは

1. スマホのインカムを使う

2. 三脚を使う

3. (できれば)Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンマイクを使う

たったこれだけ。

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

まずひとつめは、「スマホのインカムを使う」

これはなぜかというと、スマートフォンのインカムは一般的にPC付属のインカムや最新機種以外のタブレット端末よりも高画質なことが多いです。明るさの設定などもスマホのカメラは優秀なので、あまり難しいことを考えずとも相手にクリアな画を届けることができます。

 

加えて、例えば仕事中にPC画面でWeb会議をしてしまうと、画面の大部分が占領されてしまう為、手元での資料の確認ができません。PCは資料確認の為に別で開けておいて、スマートフォンでWeb会議をした方が効率的な場合が多いです。

チャットなどをよく使う場合は、事前にスマートフォンとワイヤレスキーボードなどを接続しておくと会話スピードが上がります。

 

あとは目線の問題。PCのWebカメラは一般的に画面の最上部に設置されています。相手の顔を見るために画面を見ると、必然的に目線はカメラよりも下に落ちます。

つまり「目線が合いません」。

スマホのカメラは、画面を横向きにすればほぼ画面と同じ高さになります。画面もPCよりも小さいため、目が合っている感覚で話しやすくなるのです。

 

注意点は1つだけ。ギガ不足の方、ビデオ通話は設定によってかなりの通信容量を消費します。いつも通信制限やばいなーと思っている方はお家のWifi環境でやってくださいね。

 

 

それでは続いて2つ目「三脚を使う」です。

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スマートフォンのインカムは、最新機種の超広角を備えたものでない限り画角が少し狭いです。一般的に写真よりも動画を撮る場合には画像がクロップされてしまうので、さらに自分の顔がドアップで映し出されてしまうことになります。

 

自分の場合単純に恥ずかしいですし、スマホのカメラは広角なので画面端のものが大きく写ります。つまり、顔が実物よりも大きく写ってしまうのです。誰しも経験ありますよね?写真撮ろうとして不意にインカムに切り替わって「おえっ」ってなること。

え?ない?(ふざけんな)僕はしょっちゅうです。

 

インカムで撮った自分の顔ブッサイクやなぁと感じているそこのあなた、それはカメラの性質によるものです。実物はもう少しまし(多分...)なはずなので安心してください。

自撮りをよくする女性の方、手を目一杯伸ばしてください。女子高生はそうやっているはずです。彼女たちは正しい。

 

ただWeb会議中にずっと手を伸ばし続けることはめちゃくちゃしんどいですよね。三脚に置きましょう。

 

え?テーブルに置いてもいいじゃないかって?

テーブルに置く場合、必然的に画面は水平より上を向くことになります。

天井からの光は当然頭から鼻くらいまでをよく照らしますが、顎はあまり照らしません。加えて、広角レンズは近いものをより大きく写す性質がありますので、あなたの顔を下膨れで暗く見せてしまうのです。

 

それでもテーブルにスマホをおきますか?

 

三脚を買いましょう。できれば座った時に自分の目線の高さと同じか少し上にできるものが良いです。三脚穴に取り付けられるスマホホルダーもあると良いでしょう。

 

小さな三脚をテーブルの上に置いてもいいのですが、可能であればもう少し離れた方が顔が小さく写りますので、大きめのものを買ってもいいかもしれません。

脚が大きく広がりすぎない、一脚プラス三脚のようなものがスペースをとらずおすすめです。

 

 

そして3つ目、これはできればで良いのですが、「ワイヤレスイヤホンマイクを使う」です。

 

少し離れた位置に三脚を立てて撮影をする都合上、相手の声・こちらの声はスピーカーやマイクから遠くなります。最近のスマホのマイクは優秀なのでそこまで問題にはなりませんが、ワイヤレスイヤホンマイク(Airpodsのような)が有った方がクリアにやりとりをすることができますし、イヤホンコードによる場所の制限を受けることもありません。

 

 

さて、どうだったでしょうか。

気軽に、と言っても持っていない方は三脚など多少の出費がでてしまいますが、あるとないで圧倒的にクオリティが変わってしまうので、もし良ければ導入して見てくださいね。

 

 

最後に3つを導入した事例を。

 


宇多田ヒカル - Goodbye Happiness

 

嘘です。これは大好きな宇多田ヒカルです。

Edition8っていうめっちゃ良いヘッドホンを使ってるところも男心をくすぐるし、Automaticの鮮烈なダンスビートでデビューしたのにぶきっちょそうに踊るところも可愛い。話がそれた。

 

半分冗談ですが、この動画ないでの撮影方法はほぼ上のポイントを満たした形で撮影されています。

 

スマホ(広角カメラ)で三脚を使って目線を合わせて、少し離れる。

顔に光が当たるようにライティングしたりとか、後ろにスタンドライトなんかの明るい光やなんかがあるとお洒落にになりますよね。

 

今回はここまで。きっとWeb会議のクオリティがぐんと上がりますよ。

次回はもうちょっと踏みこんでさらにクオリティを上げるやり方なんかも紹介できたらと思っています。

 

それでは!

撮影協力第4弾

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弾けそうな顔してるだろ。(あんまり)弾けないんだぜ。これで...

 

後でしばかれるかもしれん。

どうもキリコです。

 

この記事はiPadのOSをアップデートしトラックパッドが使えるようになったので、iPadとキーボードから書いています。これはねぇ...神アップデートですねぇ。正直家のPCを立ち上げる必要のある作業が、動画編集とか音楽編集とか、マシンパワーが相当必要なしか無くなってきたかもしれません。

思いついてすぐに書き込めるので、PC(iMac)の起動を待ってる時間がないのが最高すぎる!

 

さて、最近ブログを書けていなかったのですが、サボっていたわけではちょっとしか無くて、冒頭の石黒文野さんのMVを制作していたのでした。緊急事態宣言が出る前に撮って、自粛期間中も少しでも明るい話題(明るい曲ではないところが文野さんだぜ)が出せればなと、色々やってたのであります。

 

第4弾は「杪春のワルツ」です。

杪春と書いて(びょうしゅん)と読む。春の終わりという意味ですね。テストに出ますよ。

 

過ぎ行く春を「惜しむ」歌って結構世の中にあると思うのですが、これは「惜しみたくない」人の歌です。

解説をするとね、やぼなので、動画URLと歌詞全編をのせておきます。

 


石黒文野 ”杪春のワルツ” ↓説明欄に歌詞があります。

 

「杪春のワルツ」 

 

過ぎ去るだけなのも

悪くはない

きみもそう思ってくれないか

少し上を向いて

空を見るわけでもなく

歌を口遊んで

花を見るわけでもない

前も後ろも愛しいままで

桜並木はもう直ぐ終わり

歩き去ってしまおう

 

土手の落書きに

紛れた言葉

目を凝らせばすぐわかる

私の嘘

散った桜の下

夏草が疼いてる

淡いベールをもうすぐ

突き破って育つ

前も後ろも愛しいままで

歩調を早めてくれないか

歩き去ってしまおう

 

季節外れの花火の跡を

微かに青い小さな花を

踏み越える

二人の歩幅がずれてゆく

思い出なんて

欲しくもないさ

 

過ぎ去るだけなのも

悪くはない

きみもそう思って

くれないか

前も後ろも愛しいままで

桜並木ももうすぐ終わり

歩き去ってしまおう

歩き去ってしまおう

 

(作詞作曲:石黒文野)

 

 

どうでしょう。

僕は振り返ってばっかりの人生なので、思い出や過ぎ去るものに足を取られてばかりなんですが、この歌詞の中の"私"は、「過ぎ去るだけなのも悪くはない 君もそう思ってくれないか」と言っているんですね。

ゆっくり歩こうとするきみ、歩き去りたい私、2人の歩調が合わなくなって、桜並木はもうすぐ終わりへと...歩き去ってしまおう。

 

正直この歌詞書き出してた時に、なんて美しい詩を書くのかなって思いました。

 

色彩も、時間も、全部少し寂しくて。

 

技術的に上手いというよりも、本当に心が動いた瞬間があって、それを言葉にしているんですよね...

 

本当に良い曲

 

と感じています。。

僕のやってる写真や動画でも、最近は特に加工が簡単にできるので、なんかエモーショナルっぽくすることはできるんですが、本当に人の心を動かしたり、後を引くように刺さるものって、そうじゃないよなって石黒さんの曲どれを聴いても思うんですよね。

 

なんとか、石黒さんの音楽をより多くの人に聞いてもらえるようにしたいなって考えながら、また少し新しい取り組みもやって行こうかなと思っております。

 

動画のシェアとかコメントとかいいねとかただ再生するだけでも、本当になんでも、めちゃくちゃ励みになっています。

是非是非、感想などお寄せ頂けると幸いです。

 

それでは、また。

 

 

 

 

ディスプレイの話 -スマホとPCの見え方を揃える-

いよいよ緊急事態宣言か...という感じですね。

 

今日は軽めにディスプレイの話。


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動画や写真の編集をするとき、出先ではiPhone、家ではPC(Mac)を使ってやっています。

 

ずっとやってると気づくんですが、PCで作った写真をiPhoneで見ると「めちゃくちゃ色がコッテコテに見える」という事が起こります。

 

これが結構落とし穴なんですが、iPhoneにはTrue Toneという機能があり、若干黄色っぽく写ります。

 

長時間スマホを見るときには目が楽なのでこの機能をオンにしてるんですが、PCで見るときは結構離れるのでオフにしています。

 

そうすると何が起こるかというと、PCでちょうど良い色味にしたものを後でiPhoneで見ると、かなり黄色っぽく感じるんです。あとちょっとコテコテ系の色味。

 

それで「あれっ?」ってなってPCでもう一度作業するんですが、iPhoneだとこう見えるはず、なんて調整は上手くいきっこありません。

 

 

そこで僕の解決策は、

 

映像・画像の編集前に、PCのディスプレイの見え方をスマホに合わせた設定にする

 

ということをしています。

 

 

なぜディスプレイが大きくて綺麗なPCでなく、iPhoneに合わせるかというと「iPhone」が日本で1番普及しているからです。


リファレンスは日本で1番普及しているもの、またはプロが使っているものにしています。

 

他の人にもなるべく同じ色で見えて欲しいのです。


iPhoneのディスプレイもなるべく普通な設定にしています。極端に明るく・暗くはしません。

 

これを作業前にやることによって、後からの事故を減らせるんですね。

 

昔はレコーディングとかでも「カーステチェック」があったらしいですが、同じような考え方です。

 

ちなみに音楽制作をするときも複数のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで試します。


高いヘッドホンで良いなと思っても、iPhoneのスピーカーでダメだったらダメ。

 

殆どの人はスマホで見る/聴きますもんね。

 


今日は軽めにディスプレイの話でした。


現在動画を鋭意制作中です!近日公開できると思うのでお楽しみに!

 

ではまた!