K1rico’s blog

写真とか音楽とか

オンライン投げ銭ライブはアリなんじゃないだろうか。

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メルケル首相曰く、「アーティストの方は不可欠なだけでなく、今まさに生命維持に必要なのです。」


オンラインの販売型or投げ銭ライブはアリですか?というのが今日の内容です。最後まで読んで頂けると非常に嬉しいです。

 


現在ミュージシャンの方々が、ライブをしたくてもできない、悩んで開催しても人が来ないという状況で、何か出来ないかと考えています。とても、とても厳しい。


ドイツと違って日本では文化の分野への補償も整っていません。

 

僕自身も、ライブに行きたいけど行けないことが沢山あります。

応援したいけど、できない。


これからもっと増えて行くでしょう。

しかもいつまで続くのかもわからない...。


政治や、他人に任せてただ待っているうちに、大切な人や場所が無くなっていってしまうのは嫌なんです。

 

そこで今考えているのは、オンラインで高品質なライブを届けて、普通のライブと同じようにお金を回していく仕組みをつくること。


「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売である。(近江商人三方よし)

を意識して仕組み化する。


今自分が提供できる技術で考えていることが2つあります。

①販売型のライブ動画

投げ銭型のライブ動画

以上の2つ。

 

①は、例えば500円で(取り止める予定になってしまった)無観客ライブ動画を「販売」します、というやり方。お金を払った人にだけ限定公開のURLを送付し、見てもらう。

 

②は、同ライブ動画は全ての人に公開するけれども、投げ銭制のライブと同様に、応援したいという人にだけお金を入れてもらう。

 

それぞれメリットとデメリットがあると思っていて、

 

①販売型のライブ動画

【メリット】

ライブを見てくれた人の数=収益となる。固定のファン層が居る場合、収益が読みやすくなる。

【デメリット】

最初からそこまでファンで無かった人からのリターンは0になる。折角高品質なものを作っても、見られる人が限られてしまう。入金からURL配布までのスピード感、公開期間の設定が難しい。一定期間を超えると、無償公開も角が立つので死にコンテンツになる。

 

投げ銭型のライブ動画

【メリット】

動画を全ての人に公開する為、収益化しなかった場合でも新規ファンの獲得に繋がる。満足してもらった人からのみお金を頂くので、「期待ハズレだった」「お金を払わなければよかった」という事は起こらない。ファン離れを少なくできる。厳密な入金管理が要らない。

【デメリット】

収入の目安が読めない。無料でコンテンツが見れてしまうので、最悪収益0となる。お金を払ってくれた人も払わなかった人も同じサービスになってしまう。

 

などなど。

 

個人的には、まだ活動の知名度がない、どんなコンテンツを提供して貰えるのか顧客に伝わっていないうちは②の投げ銭型がベターかと思っています。

どんなサービスかわからないのにお金払わないですし、走り始めのコンテンツは質がそこまで高くないので、ファンをガッカリさせる可能性もある、最悪ファンを離れさせてしまうリスクが①にはあるからです。


固定ファンが既に沢山居る(1000人とか)状況なら①でも良いかも。

 

②についても、結局お金が目的なのかとか、色々言われてしまうかとは思うのですが、ライブ動画を作るのってかなりの元手(機材)とパワーと時間が必要です。交通費とか場所代もかかります。

(僕は撮影機材・録音機材・編集ソフト・PCとか合わせると多分70万円以上くらい。それだけの為に買ったんじゃないけども。)

 

作るだけでは全然赤字です。僕は趣味だからそれでいいけど、職業にしてる人は赤字じゃ食べていけないし、それを望んでいる人はいますか?

 

状況も状況なので、そこは丁寧に説明して納得して頂く。

 

1人500円でも10人が応援してくれれば5,000円、20人だと10,000円になるので、諸経費を抜いてもライブをやれたくらいの収益にできると思います。

(ライブハウスの収益はほぼ飲食代なのでアーティストのみの収益化となりますが...)

 

支払い方法は手軽な方法だとpaypayの個人間送金リンクを動画告知のところに貼るとかかな。そこのハードルは下げたい。でも入金管理は結構やり辛い。いい感じのサービスが有ればいいのだけど。

 

無いと思うけど、投げ銭でかなり纏まった金額を入れられてしまうのもトラブルに繋がるので上限金額を決めるか固定にしても良い気がする。

 

とかそんな色んな事を考えている今日この頃です。興味のある方、一緒にやり始めてみようかという方は連絡を頂けると嬉しいです。

 

また、僕と同じお客さんの立場からもこんな事やったら面白いんじゃ無いかというアイデアもコメントでもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです。

 

撮影協力させて頂いているクオリティはこんな感じになります。少し前なので、今はもう少し上手く撮れるはず。

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